足って組んじゃダメなの?
2024年11月21日
こんにちは!
ゆたかバランス整骨院です。
デスクワークやスマホを触る時間が多くなり、姿勢や骨盤の歪みを感じる方、肩こりや腰痛を感じる方も増えています。
患者さんのお話の中でもついつい足を組んじゃう、、、
というようなお話を良く聞きます。
足を組むと身体がどうなるのか?変えるためには何をすれば良いのかを解説していきます!
目次
なんで足を組みたくなるの?
・同じ姿勢の疲れを和らげるため
長時間椅子に座って作業していると腰やお尻が痛くなってしまう方も多いと思います。
その際、座っている姿勢を変えて疲れやだるさを和らげるために足を組みたくなってしまいます。
良い姿勢をしようとして背筋を伸ばして座っているのも辛く、背中を丸めて背もたれに寄りかかっている姿勢が楽なので無意識に足を組みたくなってしまいます。
アナウンサーのように良い姿勢でいると逆に足は組みにくくなります。
・身体のバランスが崩れているため
長い間足を組むような習慣がついていると足を組んだ方が座りやすい姿勢になっています。
足を組んで座る習慣だけでなく、生活習慣や仕事などでお身体のバランスが崩れていることも理由になります。
身体のバランスが崩れているため、片方の足は組みやすいけど片方は組みにくいという方も多いと思います。
そのような方も骨盤のバランスが崩れている方が多いです。
足を組むデメリット
・身体の歪みがさらに大きくなる
同じ姿勢の状態から足を組むと筋肉の緊張から解放されて一時的に楽になりますが骨盤や背骨に負担のかかりやすい姿勢になってしまいます。
骨盤と背骨は連動していて、骨盤が後ろに倒れると猫背のような状態になり、前に倒れすぎると反り腰の状態になってしまいます。
・歪みから肩こりや腰痛の原因になる
歪みがないからといってお身体に痛みが出ないというわけではありません。
歪みが少ない方でも同じ姿勢を長時間していると一部分だけに負担がかかり血液の流れが悪くなって痛みが出てしまいますが、歪みが大きい方だと普段から負担のかかりやすい状態で、筋肉のねじれや片方の筋肉が引っ張られ、もう片方は縮むような状態になっているので肩こりや腰痛がおきやすくなります。
・正しい姿勢
座っている際の正しい姿勢は骨盤が立ち背骨が真っ直ぐになっていて、横から見て耳まで一直線になっている状態です。
正しい姿勢をキープすることは難しいですが長時間の中でも5〜10分の間だけでも良いので正しい姿勢をしてみることがオススメです。
改善のためのストレッチ
・太ももの前(大腿四頭筋)のストレッチ
1.足首を掴みます
2.足を後ろに引っ張り、太ももの前が伸びた状態をキープします。
ポイント
腰を反らせすぎないように注意します。
ストレッチしている側の足が外に開きすぎないように注意します。
足を開きすぎてしまうと内転筋のストレッチになってしまいます。
・太ももの後ろ(ハムストリングス)のストレッチ
1.片足を前に出します
2.背中を伸ばしたまま前に倒し、太ももの後ろが伸びた状態をキープします。
ポイント
背中を丸めないように注意します。
つま先を真っ直ぐ前に向けて行います。
・お尻(大臀筋)のストレッチ
1.片足を反対側の膝に乗せて両手で掴みます。
2.抱えた膝を反対側の肩に寄せ、お尻が伸びた状態をキープします。
ポイント
背中を丸めないように注意します。
上記のストレッチを行う際は1セット10〜15秒間行うことと痛いところまでではなくイタ気持ちいいところまで行うことがオススメです。
まとめ
足を組んでしまうことのメカニズム、デメリットを紹介させていただきました。
つい僕も無意識に組んでしまうこともありますが長時間組まないようにしています。
全く足を組んじゃダメということはありませんが組むなら長時間は避け、できるだけ短時間だけにしておくことが大切です。
骨盤や姿勢の矯正を行うことでバランスが整い、歪みの少ないお身体になることができます。
お身体の状態が整い、正しい姿勢に近づくと足は組みにくくなります。
骨盤矯正、姿勢矯正で正しい姿勢を身につけましょう!
ご来院の際に問診でお身体の状態を伺い、どのようなメニューをしたら良いのかをご提案させていただきます。
足を組んでしまうことが習慣の方、お身体のバランスが悪いと感じる方、ご来院をお待ちしています!