膝の内側の痛み放っておいていませんか?
2024年11月15日
カラダのコラムを読んでいただきありがとうございます!
今回はスポーツ障がいである膝内側側副靭帯損傷(以下MCL損傷という)について症状とその予防について書かしていただきます。スポーツをやっている方、保護者、指導者全ての人が知っておくと役立つと思うので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それではさっそくやって行きます!!
目次
MCL損傷とは
膝の内側にある靭帯の損傷を指します。この靭帯は膝の安定性を保つ重要な役割を果たしており、具体的には膝が内側に過度に動くのを防止しています。
原因
外部からの強い衝撃
膝の外側からの衝撃により、内側の靭帯が引き伸ばされて損傷します。特にサッカーやラグビー、アメリカンフットボールなどの接触スポーツでよく見られます。
急な方向転換
急に方向を変えたり、急停止する動作によって、膝に過剰な負荷がかかり、MCLが損傷することがあります。
転倒
スキーやスノーボードなどでの転倒時に、膝がひねられたり曲がったりして、MCLに過度のストレスがかかることがあります。
症状
MCL損傷の症状は、損傷の程度や個々の状態によって異なりますが、一般的には以下のような症状が見られます。
- 痛み:膝の内側に鋭い痛みを感じることがあります。特に損傷直後は強い痛みを伴うことが多いです。
- 腫れ:損傷した部位が腫れることがあります。腫れは通常、損傷後数時間から数日以内に現れます。
- 不安定感:膝に不安定感を感じ、歩行や立ち上がる際に支えが必要になることがあります。
- 動きの制限:膝を完全に曲げたり伸ばしたりすることが難しくなることがあります。
予防
MCL損傷を予防するためのポイントは主に5つ!
- 筋力トレーニング:大腿四頭筋やハムストリングスなど、膝を支える筋肉を強化することで、膝の安定性を高めることができます。
- ストレッチ:運動前後にしっかりとストレッチを行い、筋肉と靭帯の柔軟性を保つことが重要です。
- 適切な装備の使用:スポーツやアクティビティに応じた適切なサポーターやブレースを使用することで、膝への負担を軽減できます。
- 正しいテクニックの習得:スポーツや運動を行う際には、正しいフォームやテクニックを習得し、過度な負荷を避けることが重要です。
- 休息と回復:過度な運動や長時間の活動を避け、適切な休息を取ることが大切です。
ケアの方法
適切な運動
- 軽いストレッチ:痛みが和らいできたら、軽いストレッチを行い、徐々に柔軟性を取り戻します。
- 強化運動:筋力を維持するために、痛みが無い範囲での軽い筋力トレーニングを行います。(大腿四頭筋やハムストリングスなど、膝を支える筋肉を強化することで、膝の安定性を高めることができます。)
痛みの管理
- 市販の鎮痛薬:痛みや炎症を抑えるために、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの市販の鎮痛薬を使用することができます。ただし、使用前には医師や薬剤師に相談することをお勧めします。
物理療法
- 専門家の指導を受ける:病院や接骨院の先生の指導の下で、適切なリハビリテーションを受けることが重要です。自宅で行うリハビリ運動も指導を受けながら進めると効果的です。
当整骨院での施術
その中でMCL損傷は非常に多くの方に見られる症状で、放っておくと痛みで日常生活にも支障が出てきます。
当整骨院では、鍼施術や超音波などを用いて痛みの緩和や治癒の促進を行い、少しでも早くスポーツ復帰ができるようにその後のメンテナンスも行なっております。
スポーツでの痛み以外でもお身体のことでお困りでしたら一度ご相談ください!
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最後に
私は小1でサッカーを始め、現役プレイヤーとして続けており現在はプレイヤーだけではなくトレーナーとしても多くの選手を見ています。
スポーツに怪我はつきものですが、怪我で満足のいくプレーが出来なくなってしまう人は多く居ますし、私自身もそうでした。
競技を長く続けていくには怪我をしないように自分の体をメンテナンスすること、怪我をした後にいかに早く適切なケアをできるかが大切です。
私は痛みがあっても無理をして続け、結果的に疲労骨折など多くの怪我をしてきました。
自身の失敗を活かし、パフォーマンスの向上や怪我からの早期の競技復帰が出来るようプレイヤー兼トレーナーとして2つの視点で考え、最適な提案をさせていただきます!
体のことでお困りのことがあれば是非一度ゆたかバランス整骨院へご相談下さい!!