学生に多く起こるすねの痛み『シンスプリント』
2024年09月2日
カラダのコラムを読んでいただきありがとうございます!
今回は『シンスプリント』について書かせていただきます。スポーツをやっている子供、保護者、指導者全ての人が知っておくと役立つと思うので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
目次
シンスプリントとは?
シンスプリントは、ランニングやジョギング中に発生するスポーツ障害で、すねの内側が痛くなる症状です。走ったり、ジャンプしたりしたときに、すねの内側にズキズキとした痛みが生じます。最近はランニングやジョギングブームもあって、シンスプリントに悩まされているランナーが増えています。初心者病とも呼ばれていますが、その症状は疲労骨折との見分けがつきにくく、見極めが大切です。
症状
走る、ジャンプするなどの激しい運動を行った際に、すねの内側にズキズキとした痛みが生じます。痛む箇所は脛骨(けいこつ)の周りにある骨膜が炎症を起こすことにより発生します。
原因
内的要因:
- 扁平足やランニングフォームの問題: オーバートレーニング、負担のかかりやすいランニングフォーム、下肢の筋力不足、筋肉の柔軟性低下などが原因とされています。
外的要因:
- 硬いグランドや路面でのトレーニング: 地面が固い場所で練習をすると足に負荷がかかり、シンスプリントを発症しやすくなります。
- かかとがすり減っているシューズやクッションが薄いシューズの使用: 靴の選択も影響します。
予防
シンスプリントを予防するためのポイントを5つ紹介ご紹介します!
- ウォーミングアップとクールダウンのストレッチ: スポーツを始める前に十分なウォーミングアップを行い、筋肉をほぐすことが大切です。また、スポーツ終了後にクールダウンのストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげます。
- 適切なフォームと姿勢: 間違ったフォームでスポーツを行うと足への負担が増え、シンスプリントになりやすいと考えられています。正しいフォームを意識してトレーニングしましょう。
- アーチのサポート: 偏平足気味の人は、足にアーチができるようなインソールを使用することで改善することがあります。アーチのサポートを考慮して選んだ靴を履くことも重要です。
- 過度な運動量を避ける: 急激な運動量の増加はシンスプリントの原因となります。運動を始める際は徐々に負荷を増やし、無理な運動を避けましょう。
- 足のストレッチ: シンスプリントでなくても、足裏やふくらはぎ、ハムストリング、内転筋などのストレッチは予防効果があります
改善方法
- 運動量を減らす
- 応急手当として、痛みの出ている部分にアイシングを施しましょう。
- 下肢の筋力アップや柔軟性の向上、ランニングフォームの修正などを併せて行うことをおすすめします。
施術
痛みを我慢して練習を続けると、他の痛みを引き起こす可能性があるため、運動量を調整しましょう。
ゆたかバランス整骨院では、鍼施術や超音波による治癒の促進を行い、怪我からスポーツ復帰までをサポートさせていただきます。姿勢や足の形、悪い癖などで負担がかかってる場合もあるので体全体の評価を行なって施術いたしますので、お身体の痛みや不調があればいつでもご相談下さい!!