長引く腰痛 本当の原因は?
2023年04月19日
カラダのコラムを読んでいただきありがとうございます。
今回は多くの人が悩んでいる腰痛について分類と原因などについて書かせていただきます!自宅でできるトレーニングや、ストレッチなどは次回詳しくお伝えします!
知っておくと役立つ事が多いと思うので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それでは早速やって行きます。
目次
腰痛の種類
腰痛には大きく分けて2つあります。
医師の診察や検査により原因が特定できるものを特異的腰痛
厳密な原因が特定できないものを非特異的腰痛といいます。
特異的腰痛
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎圧迫骨折
- がんの転移
- 筋肉の炎症
- 内臓疾患
などがあり、腰だけではなくさまざまな原因から腰痛が出る事が分かると思います。
非特異的腰痛
- 急性腰痛(ぎっくり腰)
- 慢性腰痛
厚生労働省のホームページには、
「病院の外来を受診する腰痛患者のほとんど(約85%)は原因の特定できない非特異的腰痛」と記載されている様に、腰痛の多くは非特異的腰痛に分類されます。
今回はそんな非特異的腰痛の中でも「慢性腰痛」について、原因や長期化する背景、主な治療法などについて詳しく説明していきます!
見ていただけると為になることも多いと思いまのでぜひ最後まで見ていただけると嬉しいです!
慢性腰痛
慢性腰痛とは、腰に痛みを感じてから3ヶ月以上経過しているものを言い幅広い年齢層で多くは30代〜50代にみられます。
慢性腰痛には腰に異常がないのに痛みが続くケースと、腰の異常が治ったのに痛みが続くケースの2タイプがあります。腰の痛みがよくなったり、悪くなったりするのを繰り返す場合も慢性腰痛に含みます。痛みの程度はさまざまで、なかには激痛を訴える場合もあります。
原因
不良な姿勢や蓄積された疲労、運動不足、肥満などから慢性の腰痛が起こることもあります。
また、原因疾患(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など)があり、そこから慢性腰痛になることもあります。
慢性化する背景
背景には、主に筋肉や神経、脳が関わっています。
例えば、原因疾患から来る痛みがあるために、不安や恐怖心があり長期間体を動かさなかったり、不良な姿勢が続くと筋肉がさらに硬直して腰痛を長期化する事もあります。
さらに痛みは心理的要因に大きく関与している事も分かっており、ストレスや不安などがある事で慢性化する事もあります。
また、この様な要因が複数関連している事もあるため、しっかりとした評価が必要になります。
以上の事から慢性腰痛でも放っておかず、適切な治療を選択する事が大切と分かって貰えたと思います。
施術
病院での処方では、心理的要因に対して「抗うつ薬」や「抗てんかん薬」が用いられる事があります。また、痛みが強く他の薬物療法などで十分な効果が得られない場合には、癌などの強い痛みに対して使用されるモルヒネをはじめとする「オピオイド鎮痛薬」などが処方される事があります。
ゆたかバランス整骨院では手技や鍼灸治療、電気治療機などを使用し、正しい評価と適切な治療を行い少しでも早く痛みが緩和するように努めています。
また、痛みが緩和した後にも適切な姿勢の評価などを行いアドバイスやエクササイズの指導なども行っておりますので、痛みでお困りの方は、是非一度ご相談ください♪
次回のカラダのコラムでは今回紹介した「慢性腰痛」のエクササイズについて詳しくお伝えしますのでお楽しみにして下さい!!
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