よく聞く『肉離れ』ってなに?

2024年01月9日

カラダのコラムを読んでいただきありがとうございます!
今回はスポーツ外傷の1つであるである「肉離れ」の症状と原因、その予防について書かしていただきます。
スポーツをやっている子供、保護者、指導者全ての人が知っておくと役立つと思うので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです!
それではさっそくやって行きます。

肉離れとは

肉離れとは、筋肉が断裂することで起こるスポーツ外傷の一つです。
以下に、肉離れについて症状、原因、診断、予防に分けて説明していきます。

症状

肉離れの主な症状は、患部の痛み、内出血、損傷部の陥凹です。
また、伸長時痛(伸ばした時の痛み)、収縮時痛(力を入れた時の痛み)、圧痛、内出血なども見られる事があります。

原因

肉離れは、強い筋収縮や過度な伸長によって筋肉が断裂することで起こります。スポーツ中での肉離れは、競技特性と強く関係しています。そのため、各競技で起こりやすい肉離れの部位を理解しておくことは予防の一歩となります。

診断

肉離れの診断や詳細な重症度判定にはMRIや超音波検査などの画像検査を行います。MRI画像に基づいて損傷部位を明らかにし、重症度分類を行います。重症度分類は、Ⅰ型(軽傷)、Ⅱ型(中等症)、Ⅲ型(重症)の3つに分類されます。

Ⅰ型(軽傷)

軽傷の肉離れは、筋肉内に出血を認める(出血型)です。
※復帰の目安 1~2週

Ⅱ型(中等症)

中等症の肉離れは、筋腱移行部の損傷を認めるが、完全断裂・付着部の裂離を認めない(筋腱移行部損傷型)です。
※復帰の目安 1~3ヶ月

Ⅲ型(重症)

重症の肉離れは、筋腱の短縮を伴う腱の完全断裂または付着部裂離(筋腱付着部損傷型)です。
※復帰の目安 数ヶ月

予防

肉離れを予防するためには、適切なストレッチやウォーミングアップ、十分な休息と栄養補給が必要です。また、競技特性に応じたトレーニングや、身体機能の向上に努めることも重要です。

まとめ

肉離れは、強い筋収縮や過度な伸長によって筋肉が断裂することで起こるスポーツ外傷の一つです。
保存療法が選択されることが多いですが、腱付着部での断裂や裂離損傷では手術療法が選択されることもありますので、筋肉に痛みがある場合には肉離れを疑ってすぐに医療機関での診療を受ける様に心がけましょう!

当整骨院では超音波や鍼などを用いて、より早期の競技復帰や日常生活へ戻れるよう施術を行います。
スポーツでの怪我やその他、体のことでお困りのことがあれば是非一度ご相談下さい!!

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