もはや現代病?あなたはスマホ首?
2023年10月18日
こんにちは!
ゆたかバランス整骨院です。
今回は『スマホ首』について解説します。
TVのCMなどで最近よく聞くワードだと思います。
デスクワークでのパソコンやスマホで動画の視聴やゲームなどで首が前に傾いていることが多くあり、ストレートネックの状態が『スマホ首』と言われています。
スマホ首は長い間放置してしまうと将来的に首のヘルニアや頚椎の骨と骨の間が狭くなる椎間板症と言う状態になる場合もあります。
そのような状態になる前に姿勢を整え、痛みや痺れの出にくい状態を作ることが大切です。
今回はそのスマホ首(ストレートネック)について解説させていただきます。
目次
原因
・長時間のデスクワークやスマホなどで同じ姿勢が続くこと
・高い枕で寝ていること
などが原因として考えられます。
いい座り方・悪い座り方
デスクワークなど長時間の同じ姿勢が続いている際に行なってほしい座り方をご紹介します。
いい姿勢といわれる状態は骨盤が起きている状態です。
座っている際も同じで骨盤が起きている状態がいい座り方です。
骨盤が寝ている状態は「骨盤後傾」といわれ、骨盤後傾の状態は「猫背」の方が多いです。
デスクワークなどで座っている際、猫背になっている方も多いと思います。
その際長時猫背の姿勢が続いてしまうと脊柱にとっていい状態ではありません。
長時間猫背の姿勢が続いてしまうとスマホ首になりやすいので30分に1度程度いい座り方を行うことでスマホ首の予防にもなります。
多くの方がいい姿勢で座ろうとしてとして胸を張るということではなく骨盤を立たせることでいい姿勢を作ることができます。
胸だけを張るようにしてしまうと腰椎に負担がかかりやすくなるので注意が必要です。
悪い座り方
↓↓↓
骨盤が後ろに傾き、悪い姿勢
良い座り方
↓↓↓
骨盤が立っており、良い姿勢
スマホ首のチェックリスト
壁に踵と背中をつけて後頭部が壁につかない状態の方はスマホ首であるといえる状態です。
頭が壁から離れていてスマホ首の状態
壁に頭がついていていい状態
踵、背中、後頭部が壁につく状態がいい状態です。
種類
筋肉によるものと骨によるものがあります。
筋肉によるもの→デスクワークなどで筋肉が固くなることが多いです。
骨によるもの→骨の変形などによるもので骨同士の幅が狭くなることが多いです。
大半の方のスマホ首は筋肉によるものが多いです。
ストレートネックは本来の脊柱の状態から逸脱している状態になるので様々な状態を引き起こしやすくなります。
スマホ首で引き起こされるもの
・肩こり、首こり
・頭痛
・手の痺れ
・めまいや吐き気
などが引き起こされます。
エクササイズ
スマホ首のエクササイズは首だけでなく肩甲骨の動きを作ることでスマホ首の改善に近づくことができます。
・ラットプルダウン(10回3セット)
肩幅より広く棒を持ち両手を高く持ち上げます。
その位置から肩甲骨を背骨に寄せるように棒を引き寄せます。
肩幅より広く棒を持ち両手を高く持ち上げます。
その位置から肩甲骨を背骨に寄せるように棒を引き寄せます。
この運動を行うことで肩甲骨の可動域を作ることができます。
ご自宅で行う際に棒がない場合はタオルで代用してください。
・シュラッグ(10回3セット)
腕を体の横に置き、その状態から大きく肩をすくめます。
この運動を行うことで首の筋肉や肩周りの筋肉を動かすことができます。
・僧帽筋ストレッチ(15秒3セット)
片手を背中に回し反対の手で肩を押さえ肩が上がらないようにし首を斜め下に傾けます。
その際傾けたところが伸びていることを確認します。
傾けた際ご自身の身体の中で伸びやすいところを探してください。
このストレッチを行うことで首周りの筋肉を伸ばすことができます。
上記のエクササイズは仕事の休憩をする際に行うことがオススメです。
他にも運動習慣が少ない方はラジオ体操もおすすめです。
ラジオ体操のコラムもありますので是非読んでみてください!
まとめ
以上がスマホ首(ストレートネック)に関する内容です。
現代の生活にパソコンやスマホは欠かせないものになっており、その中で様々なコンテンツがあり時間を忘れて見入ってしまいがちです。
パソコンやスマホが身体の負担になりやすいと知っていただければ身体を見直すきっかけになれば嬉しいです。
スマホ首の改善には姿勢矯正がおすすめです。
姿勢を変えることで見た目も変化し自分に自信が持てるようになります。
いい姿勢をとることは健康への近道になりますので姿勢を整えて不調のない身体作りをしていきましょう!