【「よっこいっしょ」とはもう言いたくない!産後の膝の痛みをゆたかバランスが解説!】
2021年10月18日
こんにちは!
ゆたかバランス整骨院です。
当整骨院には産後の骨盤矯正で通われているお母さん達が多いのですが
骨盤の歪みはもちろんの事、体の各所に痛みがある方がたくさんいらっしゃいます。
お母さん達とお話しをしている中で多いなと感じるのは『膝の痛み』です。
膝の痛みを感じる瞬間で多いのは
・赤ちゃんを抱っこしている時
・階段の昇り降り
・床にしゃがむ時
このような時に痛みを訴える方が多いです。
膝に痛みがある時に
膝だけが悪いかも!?と思われる方が多くいますが
その原因は膝だけではなくて妊娠、出産後の骨盤の歪みと密接な関係があるんです!
今回は妊娠、出産後の膝の痛みと骨盤の歪みの関係性について書いていきます!
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目次
ホルモンの影響による骨格、骨盤の変化
妊娠2〜3ヶ月頃から『リラキシン』というホルモンが分泌され
そのホルモンの影響で骨盤の仙腸関節や恥骨結合といった関節、その周りの靭帯などが緩んできます。
出産時にも分泌され骨盤底筋群といった筋肉を緩め産道を拡げて
出産をしやすくしてくれる効果もあります。
そのホルモンの影響により骨盤が緩んで歪みが出やすくなります。
また、このホルモンは骨盤だけでなく、全身の関節に作用するので
産後に膝や手首などの関節痛が出る方が多いんです。
また授乳をしている期間は母乳を作るために体内のカルシウムが不足しがちになります。
カルシウムが不足すると神経伝達などの機能を正常に保つため骨からカルシウムが溶け出します。
溶け出したカルシウムは関節の人体や軟骨などに沈着することがあり関節の柔軟性を低下させてしまう可能性も。
産後はカルシウムを摂取するように意識してみてください。
骨盤の歪みによる膝への影響
ホルモンで骨盤が拡がり
お腹が大きくなってくることで
上半身を後ろに倒し、大腿骨が外側に捻れてくる。
スウェイバックという姿勢になります。
大腿骨が外側に捻れてくると
内反膝、いわゆるO脚になってきます。
この姿勢になると膝の内側の関節と外側の靭帯に負担がかかりやすくなり
普段、体重の2~3倍ほどの負担を支えているところに
より多くの負担がかかってしまい、痛みにつながります。
痛みが出たらどうしたら良いのか?
基本的には安静が一番です。
曲げる時に最も負担がかかるのでなるべく深く曲げる様な動きは避けましょう。
常に使うものは少し高いところに置いたり、赤ちゃんが寝るところなども高さが調節できるものだと尚、良いですね。
基本的には「和式」より「洋式」の生活スタイルへの変更をオススメします!
歪みもそうですが筋肉の緊張や筋力不足でも膝への負担は増えてきますので骨盤、膝周りのストレッチや筋力トレーニングなどのセルフケアも行いましょう!
ご自宅で出来るセルフケアの行い方
・外転筋のストレッチ
大腿骨を外側に捻る筋肉のストレッチです。これを行うことによりO脚になりにくくなります。
まず、仰向けで寝て両膝を90度くらいに曲げ片方の足首を膝にかけます。
その状態から手で膝を抱えて自分に引き寄せます。
お尻の外側が伸びて入ればしっかりストレッチできています!
伸びてきたところをキープして10秒ほど伸ばしましょう!
・四頭筋の筋力トレーニング
太ももの前にある筋肉で膝関節を安定させ、痛みが出にくくなります。
写真の様に膝の下にクッションなどを入れてそれを膝を伸ばして床に押し付けるトレーニングです。
太ももに力を入れて床に押し付けたら10秒キープです!これを3セット行いましょう!
家で行う際は下の写真の様にバスタオルなどを少しキツめに巻いたものでも代用出来るのでぜひやってみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
産後の膝の痛みについては以上になります!
このコラムで少しでも膝の痛みに悩まれているお母さんの参考になれたら幸いです。
痛みのない子育てを一緒に頑張っていきましょう!
ゆたかバランス整骨院は産後の骨盤矯正を得意としています。
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ぜひ一度当整骨院へご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております!