安心してください!ヘルニアは怖くない!

2023年08月23日

こんにちは!

今回は椎間板ヘルニアについて解説させていただきます。

ヘルニアって聞いたことあるけどなに?ほんとに治るの?手術して治すんじゃないの?

という方も多いと思います。

今回はその椎間板ヘルニア、特にお悩みの方が多い腰のヘルニアにについて解説させていただきます。

椎間板ヘルニアってなに?

ヘルニアとは本来あるべき場所にあるものが飛び出すという意味で、背骨の間にある椎間板(クッションの役割)というところが後ろに飛び出して神経を圧迫することで痛みや痺れ、筋力の低下、感覚の麻痺が起こります。

ヘルニアは脊柱の動きの大きいところ、特に首と腰に起こります。

発生

環境的な要因(仕事、日常生活)、遺伝的な要因(骨格)などが考えられます。

・長時間の同じ姿勢

・重いものを持つことが多い方

・腹筋の筋力が弱い

など腰に負担が多くかかる方が発生しやすい原因となります。

どんな症状でどこに発生することが多いのか?

主な症状は痛みや痺れ、筋力の低下が起こることが多いです。

症状の出る場所は神経を圧迫しているところで変わります。

腰の場合、腰椎の4番目と5番目の間(L4/L5)5番目と仙骨(L5/S1)の間に起こることが多いです。

・L4/L5

ふくらはぎの外側から親指にかけて痛みや痺れの症状

・L5/S1

足の裏側から足底にかけての痛みや痺れの症状

上記の症状が起こります。

この場所に起こる理由は腰椎の中でも動きが大きいところで負担のかかりやすいところで症状が多く出やすいです。

症状が出る原因として

・長時間立っていることや歩くこと、前屈みになることで臀部、足の方に症状が出ることが多いです。

筋肉に力が入りにくくなり長時間歩けなくなるという方もいます。

他にも夜寝ている際に痛みや痺れで目が覚めるという方もいます。

重症の方は膀胱直腸障害といい排泄機能がコントロールできない方もいます。

ヘルニアの症状を坐骨神経痛と言います。

坐骨神経痛のコラムもあるのでそちらも読んでみてください。

施術方法

ヘルニアのほとんどは手術なしで改善すると言われています。

ゆたかバランス整骨院では手技療法と骨盤矯正で骨盤の歪みを整え、高周波のハイボルテージ、鍼を行い早期に改善するよう施術を行なっています。

エクササイズ・ストレッチ

・大臀筋ストレッチ(10秒間ストレッチを3セット)

①椅子に腰掛けて膝の上に足を置きます

②姿勢を保ったまま膝を反対の肩の方へ引きます

point!

上記画像のところがしっかりと伸びていることを確認しながら行なってください


・CAT&DOG(10回3セット)

①四つ這いの姿勢になります

②左右の肩甲骨の内側を寄せながら背中を反ります

③左右の肩甲骨を外側に開きながら背中を丸めます

point!

動作の最中に肘が曲がらないように注意します

このエクササイズでは脊柱の柔軟性を向上するために行います。

一つ一つの動きを大きく行うことで効果を最大限に得ることが出来ます。


・ヒップリフト(左右10回ずつ3セット)

①仰向けで寝た状態から足を伸ばします

②足を上げた状態でお尻を持ち上げます

point!

足を持ち上げて際に腰を反らせないように背中を一直線にすることが大切です

10回出来ない方は5回にするなど回数を落として行なってみてください。


・プランク(20秒キープ)

①つま先と肘を床に置きます

②身体を持ち上げてつま先と肘で身体を支えます

point!

背中を一直線にし腰が丸まらないように注意します

この姿勢がキツイ方は膝をついて肘と膝で身体を支えて行う方法でも大丈夫です

↓↓↓

大臀筋ストレッチは毎日行うことをオススメします。

他の3つは症状が落ち着いてきてからリハビリとして行うことをオススメします。

症状が落ち着いてきたら少しずつ行い徐々に負荷を強くすることが大切です。

まとめ

今回のコラムを読んでいただいてヘルニアかな?と思った方がいらっしゃいましたら酷くなる前にご相談してください!

ヘルニアの施術は早期に行うことで症状が改善しやすくなります。

皆様のご来院をお待ちしております。